ダニが増加
ダニが増加
ダニは居間の床や敷物、寝具などどこの家庭でも多数います
親子でできる安全・驚きのアトピー克服法
ダニはアレルギー体質の人に対して
喘息、鼻炎や皮膚炎などの引き金となります。
住宅の狭小化、建造物の高層化、木材に代わってコンクリートが用いられ、アルミサッシ、合板、断熱材などの新建材が普及して、建造物の耐火性、耐震性は向上して、通気性は著しく低下しています。
特に湿度の高い梅雨時や積雪地の暖房時などには、カビが大変生えやすく、家の中にダニ類の発生が起こりやすくなります。
原因の良く分からない体のかゆみ、皮膚にできた赤斑点、かゆみはダニや虫による吸血、刺咬(しこう)ばかりではなく、熱や圧迫など身体に対する物理的刺激、衣服の染料や洗剤などの化学薬品、また肝障害や糖尿病などの内科的疾患によっても起こりますので、原因を正確に把握しないと悩みを解決することはできません。
人を宿主とするダニ
セゼンダニとニキビダニ
ニキビダニは健康な人にも寄生しているダニ。
ヒゼンダニの成虫の体調は雄0.2〜0.24mm、雌は雄の約2倍の大きさで、やっと肉眼で見ることができる程度の円形のダニです。
体色は無色〜淡白色で、肥厚している部分は褐色をしています。
ヒゼンダニは、人の皮膚の一番外側、角質層にトンネル(孔道)を掘り、一生のほとんどをこのトンネルの中で生活しています。
雌は約2ヶ月に渡り1日2〜3個の卵を孔道に産むといわれます。
人から人への感染は、皮膚と皮膚の接触による場合がほとんどで、医学書などでは性行為感染症に入れている場合もあり、寝具や衣類等を介して伝染もあり、感染は雌成虫の移動により起こるものと思われ、ヒゼンダニに汚染されている寝具や衣類等は、熱による消毒が良いです。
セダンダニの被害は、激しくかゆみを受けることで、特に就寝時にかゆみがひどく不眠症となり、かゆさのあまり皮膚をひっかいて、二次的な皮膚障害を生じることもあります。
ヒゼンダニの寄生虫を受ける部位は、主に指間、腋窩、陰部、大腿部などですが、成人の場合、ヒゼンダニは首よりうえには寄生しません。
老人ホームでヒゼンダニの問題になりますが、それには特別の理由があります。
ヒゼンダニの寄生を受けても、普通の人は抵抗力を持っていて、ダニは急激な増殖はできませんが、老人では抵抗力が低下していることと、
かゆさの感覚も弱く、、気づくのが遅くなるためです。
ペットにも、犬のヒゼンダニ、猫のヒゼンダニなどが寄生します。
犬や猫の疥癬(かいせん:皮膚のかゆくなる病気。ひぜん)ダニは、人の皮膚で増殖することはありませんが、ペットを抱いたり、一緒に寝たりするなど
密接な接触があると一時的な被害に会うことがあり、ペット・ブームでこのような事例が増えているようです。
ヒゼンダニの防除は、患者さんの接触を避け、身辺を清潔に保つことです。
ニキビダニ
ニキビダニはイモムシ状で細長く、非常に変った形態をしている微小なダニで、人の皮膚、特に顔面の毛穴の中に生息しています。
人の顔面、特に鼻を中心として額、頬、まぶた等の毛穴の中にいて、皮下腺から分泌、脂肪性の分泌物をエサとしていると考えられています。
成人からかなりの頻度で検出され、男性より女性に寄生率が高いと報告があります。
ニキビ、赤鼻、お化粧かぶれ等の場合ニキビダニが増加することがあり、これは結果なのか、原因なのか明かではありません。
普通は日常の石けんによる洗顔で清潔を保てば十分で、特にこのニキビダニを気にする必要はありません。
アレルギー症の引き金となるダニ
アレルギー症は、文明病の一つで、患者さんは増加の一途をたどっています。
アレルギーの引き金となるアレルゲンには、室内塵をはじめ動物の毛、カビの胞子、花粉、ダニや昆虫の破片などの生物ばかりでなく、
洗剤などの化学物質は、ヒスタミンを遊離する食物、日光など数限りなくいろいろのものがあり、人によってアレルゲンとなるものにも違いがあります。
アレルゲンとなる物質の糖たんぱく質が、主な元凶です。
室内の身近な場所にダニが数多く生息して、ダニ自身ばかりでなく、ダニの破片や糞が強力なアレルゲンとなり、一部の人間、特に小児喘息、鼻炎や
アトピー性皮膚炎など、アレルギー性疾患の発症と深い関係があり、就寝中にダニやダニの糞を吸い込み、鼻の粘膜や器官が刺激されると、発作が起こります。
全人口の3〜7%がアレルギー体質といわれ、小児アレルギー患者さんの約3分の2は、ダニ、特に室内のダニと深い関係があるといわれています。
