アレルギーとは

アレルギーとは

体には自分以外の物質を排除する働き

生体の体には、外から入る物質(異物)排除するシステム

細菌やウイルスなどの異物が、体内に侵入してくると、攻撃、排除するのを生体防御(免疫)システムがある。

体に備わった生体防御システムが、体外から入り込んできた異物を排除しようと過剰に反応するときにアレルギーが起こります。健康であれば、病原体とはならない弱い微生物に感染しないようにする働き。

細菌やウイルスに感染した際に、それらが体内で悪さを働かないように攻撃する働き。

いったん排除した異物が再び侵入してきたときに備えて、その異物をすぐに認識できるよう記憶する働き。

こういった体に本来備わっている生体防御の働きが「免疫」。

体内に侵入した自分以外の物質(病原菌がウイルスとは限らない)を認識して排除するためのシステムです。

生きるために空気を吸い、食物を食べなければならない生物は、常に自分以外の物質にさらされているといっても過言ではありません。

免疫という仕組みは、生物が生きていくために欠かすことができないものです。

ところがときとして、生存のために必要不可欠なその仕組みが過剰に働き、自分自身の器官や組織を壊すなどの症状を引き起こすことがあります。

この免疫の異常反応によって起こるのがアレルギー。

アレルギーはどのようにして起こるのか。

粘膜とアレルギー

アレルギーの原因物質は粘膜から侵入しやすい

細菌やウイルスをはじめとする自分以外の物質の多くは、一般に皮膚や粘膜(目、鼻の粘膜や消化管の粘膜など)を通って体内に侵入します。

生物の体の表面が皮膚、または粘膜で外界と接していることを考えれば、当然です。

外界を層があり、そえによって生物の体は微生物の侵入から守られています。

一方の粘膜は、粘膜の細胞から分泌される粘液で覆われているだけで、表面に角質はありません。

そのため皮膚に比べると微生物などの異物が侵入しやすくなり、だからといって異物が容易に侵入しては困るので、異物を排除するための機構、免疫システムが働くことになります。

たとえていえば、粘膜の免疫システムは体(生物の組織)の内と外との間に設けられた検疫所のようなものだといえ、微生物などの異物が生物の組織内へ侵入してこないように、粘膜の段階でできるだけ排除します。

ただ、異物の中でもとくに、アレルギーの原因となる物質が粘膜を通じて体内に侵入し(あるいは侵入しようとして)、その物質に対して、免疫システムが過剰に反応を起こした場合、結果としてよく知られたアレルギー症状が現われます。

ダニやハウスダストや花粉などが鼻粘膜を刺激することで起こるアレルギー性鼻炎、ある種のたんぱく質が腸粘膜を刺激することで起こる腸炎や蕁麻疹(食物アレルギー)といったアレルギーが現われます。

花粉症は花粉が原因物質となるアレルギー性鼻炎

アトピー性鼻炎と並び、アレルギーの代名詞となっている「花粉症」。

鼻粘膜で免疫システムの過剰反応が起こった場合に現われるアレルギー症状がアレルギー性鼻炎です。

スギやヒノキ、ブタクサなどの植物の花粉が原因となるアレルギー性鼻炎が、花粉症。

花粉症の原因物質

花粉は空気と一緒に体内に吸い込むことで、花粉が目や鼻の粘膜に触れると異物と認識されて、排除しようと免疫反応が起こります。

粘膜にある肥満細胞(マスト細胞)と呼ばれる細胞が、花粉に含まれるたんぱく質に反応してヒスタミンという刺激性の強い化学物質を放出します。

このヒスタミンが過剰に放出され、鼻粘膜の毛細血管に作用したり、神経末端を刺激した結果目や鼻のかゆみ、涙や鼻水、くしゃみといったアレルギー性鼻炎の症状が現われます。


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