ニコチン

ニコチン

たばこを吸う

ニコチンの作用で血管が収縮します

吸い込んだ、一酸化炭素が血液中のヘモグロビンと結びつきます。

本来、ヘモグロビンは酸素と結びつき、身体のすみずみまで酸素を運ぶのが役目です。

それができないので、身体の末梢神経は酸素供給不足となります。

心臓は不足している分の酸素を供給しようとして、
心拍数を上げて、血流を増やすため血圧は上がります。

たばこの煙に入っている3大有害物質

ニコチンとタールと一酸化炭素です。

たばこが細長いのは、ゆっくり燃やして、不完全燃焼させるため
不完全燃焼させることで一酸化炭素がたくさん出るということです。

タールは、化学物質の総称で、たばこには、4,000種類の化学物質の集まりです。

タールには、泥みたいなものと言う意味

たばこの中に入っているニコチンは、気持ちを落ち着かせて、
いい気分にしますが2時間もすれば消えます。

もともとの自分ではなくなり、ニコチンがあって普通という脳になります。

もう一度吸うと、もっと欲しく、やめられなくなり、若い脳ほど早くこうなります。

たばこの成分中のニコチンが、脳に作用し脳細胞に変化を起こすからです。

結果、ニコチンなしで、脳が常に働かない状態になってしまうので、
脳が常にニコチンを欲しがるようになります。

たばこを吸って、体内に入ったニコチンは、徐々に分解されて減っていくので
それを補うために1日に何回も吸わないといられなくなります。

ニコチン依存病という脳の病気です。

禁断症状

たばこを吸う人は、体内のニコチンが、減ると脳が正常に働かなく。

とても眠くなったり、イライラして集中力が無くなり、怒りっぽくなったりします。

禁断症状で、とても苦しいため、たばこを吸う人は、いつでもたばこのことが、頭から離れません。

たばこを吸うと、ニコチンの作用で、食欲が落ちたり、体調も悪くなるので、
体重が減ることがありますが、健康的にやせたのではなく、不健康にやつれた状態。

たばこを止めると、体調がよくなり、食欲も出るので、
食べたいだけ食べていると体重が増えることがあります。

甘いものやファストフードを、控え野菜を増やすなど、食生活に注意して、
運動をすればそんなに体重が増えることはありません。

たばこを吸うと、体の老化が早くなり、皮膚の老化も早く、
しわも3倍以上に増えるという研究結果も出ています。

一酸化炭素

血中の中性脂肪や、悪玉コレステロールを増やします。

同時に善玉コレステロールを減らします。

たばこは頭で、身体に良くないということが分かっていても、
禁煙できないという人は少なくありません。

喫煙によって、体内に増える活性酸素は、ペニスの血管を収縮させます。

喫煙男性の精子は数が少なく、運動能力が低く、奇形や染色体異常が多いことがわかっています。

喫煙

卵巣機能の老化を促進し、月経が早くなる、早発閉経を起こします。

30代で、閉経が起こる可能性は、喫煙女性では、
非喫煙女性の約2倍とも言われます。

閉経が早期に起こると、ホルモンバランスが崩れて、
骨がもろくなる骨粗鬆症が起こりやすくなります。

喫煙していると骨の、骨組みである、
コラーゲン線維の形成が妨げられ、一層脆いスカスカの骨になります。

閉塞性動脈硬化症

閉塞性動脈硬化症の主な症状は、一定の歩行距離で起こる下肢の痛み、
少し休むとまた歩ける、夜間の下肢の痛み、中高年に多い。

動脈硬化により、腹部大動脈からへそ下からひざまでの
動脈・膝窩動脈(しっか)にかけての一部が閉塞気味になる病気です。

上のほう(へそ下)から病変が進み、多くは片方の下肢の動脈を閉塞します。

下肢の動脈閉塞が進むと、一体の歩行距離で下肢の血流障害による
酸素欠乏が起こりふくらはぎを中心とした、痛みで、歩けなくなります。

少し歩行を休むと、歩けるようになります。

間歇性跛行です。

症状が進行すると歩ける距離が短くなります。

病気がさらに進行すると、夜間睡眠時にも血流障害による酸素欠乏が起こり、
下肢が痛み足をベッドより下にすると痛みが楽になります。

外科血管外科での治療は、禁煙がもっとも大切。

毎日一定の歩行練習を、抗血小板剤を使用することがあり、
閉塞がひどい場合は、閉塞を取り除く手術、人工血管をつなぐ手術をします。

腹部大動脈瘤

腹部大動脈瘤の主な症状は、多くは無症状、腹部中央にある下背部の痛み
腹部中央深くに触れる拍動性の腫瘤、多くは65才以上。

腹部大動脈の一部が風船のように拡張する病気です。

拡張部は弱く、破裂すると大出血とショックを起こし、危険です。

通常の大動脈の直径は2cmくらいで、3cm以上を動脈瘤といいます。

5cmを越える場合は、破裂の危険が大きくなります。

多くは無症状で、腹部エコー、CT、MRI、触診などで発見され、
ときに腹部の中央背中の下のほうが痛むことがあります。

腹部中央の深い部分に、拍動性の腫瘤を触れることがあります。

下肢の動脈閉塞症=下肢痛、間歇性跛行が25%に合併します。

腹部大動脈瘤が破裂すると、激烈な背部痛、腹痛につづき、
血圧が下がってショックを起こし、90%の人が命を奪われています。

同様な動脈瘤が胸部の大動脈にも起こり、頻度は腹部大動脈瘤の10分の1です。

腹部大動脈瘤と同様、無症状が多く、胸部レントゲンやCTなどで発見されます。

血管外科、外科などでの治療は、腹部および胸部大動脈瘤の直径が5cm以上では
人工血管置換術やステント置換術を考慮します。

解離性大動脈瘤

解離性大動脈瘤の主な症状は、突然の胸背部の激痛、ショック、意識障害、高血圧

大動脈の内膜に亀裂が入り、中膜と外膜の間に血液が入り込んでしまう病気です。

この血液は膜(大動脈の壁)が厚くなったように見え、偽膜と呼びます。

大動脈が始まる大動脈弁の部位から起こる
A型、左鎖骨下動脈の外側から起こるB型が多く全体の95%を占めます。

A型は大動脈弁閉鎖不全症や心筋梗塞を起すことがあり、B型より重症です。

突然の胸背の激痛が始まり、ショックを起こしますが、血圧が下がらないことが特徴です。

痛みは首や腹部、でん部に放散することもあります。

高血圧、動脈硬化で多いといわれます。

血管外科、外科での治療は、注射などで、血圧を120mmHgまで下げます。

A型なら人工血管置換術などの手術をします。

B型の場合は、ベータ阻害剤を中心に高血圧の治療をし、
痛みが激しいときや解離が進行性のときは手術をします。

逆流性食道炎

逆流性食道炎の主な症状は、食後の胸やけ、横になったり、
前に屈んだりするとひどくなるすっぱい胃酸が口に逆流することがある。

強い酸性の胃酸が食道に逆流することがある。

強い酸性の胃酸が食道に逆流するために食道炎を起こす病気です。

食道への胃酸の逆流は、食道裂孔ヘルニア(胃が横隔膜を越えて、
食道の横に出る病気)があるとき、食道と胃の間にある
弁の締まりがゆるいとき、特別な病気で胃や食道の動きが悪いときなどです。

食後30~60分で眠気が起こり、食後直ぐに横になったり、
前屈みになると、症状が出やすくなります。

胃酸が胃から食道へ逆流しやすくなるためです。

逆流性食道炎が長い期間続くと、食道の壁が変性していき、
食道の潰瘍=ただれて窪んでしまうことや、狭窄=食道が塞がって
しまうことが起こしやすくなり他に、食道がんも多くなります。

内科消化器での治療は、食後1時間は、横になったり、寝たりしない。

前屈みにもならないようにします。

腹部を圧迫するようなものの着用しないようにします。

症状がひどい場合は、上体を少し高くして寝ます。

薬剤としては、プロトンポンプ阻害剤を使い、
食道や胃の動きが悪い場合は、プリンペラ錠などを使います。

はっきりした症状がある場合は、ドックではなく、
その症状や病気を扱う医療機関へ行きましょう。

症状に関連した検査を重点的に行ない、素早く診断して治療をします。

人間ドックや健康診断は、症状のない人や健康と思われる人が受けて、
健康のチェックをしたり、無症状を見つけたりするものです。

ドッグの検査は、一般的に、浅く広く行なわれ、ドッグで治療はしません。

食道がん

食道がんの主な症状は、固形の食べ物がのどにつかえる、
水分はのどにつかえない、体重減少。

食道に出きるがんで、喫煙とアルコールの常用、
慢性の逆流性食道炎のある人などに多いといわれています。

50~70才に多く、症状が出たときには進行していることが多く、
治療が難しいがんのひとつです。

固形物が飲み込みにくくなり、
水分は大丈夫なことが特徴で、飲み込むときに痛みがあります。

症状は次第に強くなります。

食欲減退、体重の減少、胸や背中に痛みが出たり、声がかすれたりすることがあります。

外科消化器での治療は、食道壁にとどまるがんは、手術だけで治まることがほとんどです。

隣接のリンパ節転移があるものは、化学療法、抗がん剤と放射線療法を併用したり、
手術の前後に両方を併用することもあります。

がんが広がり転移している場合は、物が食べられないことや痛みを取るために
手術や放射線治療、化学療法をします。

レーザー光線で食道内の突出部分を焼く治療もあります。

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