皮膚

皮膚

頭部のふけや身体のあか

皮膚の角質細胞核

角質層には、生きた細胞はなく、核がなくなっている状態の細胞が積み重なってできています。

眼にみえない微細な皮膚の角質細胞というのは約28日間という周期ではがれ落ちています。

皮膚はつねに新陳代謝を行なって、新しくなっています。

皮膚の役割は、外から機械的な刺激を防ぎ、紫外線の影響を防ぐというだけと思われがちです。

免疫機能

異物として、アレルギーを起こす原因の抗原をキャッチすると、
活性化したりリンパ球がたくさんできると皮膚にさまざまなアレルギー反応が起こります。

監視という点でも非常に重要な役割を果たしています。

皮膚は、病原菌やウイルスの他、アレルギー物質などにさらされています。

これらの攻撃から、身体を守るために、皮膚では独特の免疫機構を働かせています。

皮膚のいろいろな働き

皮膚は、身体の外界と直接触れる臓器です。

外的ストレスにさらさられています。

皮膚を取り巻く環境にも紫外線をはじめ、温度、湿度の変化や病原菌、
毒物、ストレスの原因となるストレッサーが狙っています。

皮膚は、これらのストレスの攻撃を上手にかわして身体を守っています。

バリヤーとしての機能

皮膚の働きは、身体の保護。皮膚は、身体の内と外の境界にあり、外から
侵入しようとする水や化学物質、細菌などから体内の臓器を守り保護します。

身体の中の物が外に逃げないようにする働きもあります。

皮膚の内部の細胞は約80%が水です。

皮膚は、角層と表皮という優れたバリヤー膜で身体を覆って、
外敵を防ぐと同時に体内の環境を守る働きをしています。

体温の調節

外気が高温のとき、激しい運動のあとで、身体が熱を持ったとき盛んに汗をかきます。

汗が蒸発するときに、気化熱を奪って皮膚の表面を冷やします。

この他、皮膚にあるたくさんの血管が、太くなって血流量を増やして熱を放出します。

運動をすると、顔が赤くなるのは、皮膚の血管が拡がっているためです。

脂質の分泌作用

毛を包んでいる毛包の途中にぶら下がるようにして、
皮脂腺という脂質をつくる器官が口を開いています。

皮脂腺の細胞は、自ら脂質を細胞内に貯め込んで成長し、
細胞は脂の塊に変わって皮膚の表面に排泄されます。

皮膚表面を脂質で、覆って乾燥から皮膚を守る働きをしている。

知覚作用

皮膚は、暑い・寒い・痛い・かゆいなどの感触や触感を鋭敏に捕らえて
脳へ伝え、身体を対応させる働きをしています。

自己再生

皮膚はしなやかで、弾力性があり、外から強い力を吸収して身体を守ります。

多少の傷を負っても、皮膚は、自己再生能力を発揮して、元の通りに傷を修復してくます。

深い傷や大きな傷の場合は、傷跡が残ることがありますが、
身体の機能としては、完璧に回復することができます。

紫外線を強く浴びると、2週間ほどして皮がむけてきます。

これは、表皮の細胞が盛んに、増殖して傷んだ細胞を交代するためです。

以上の働きに環境のストレス攻撃から、身体を守るために、皮膚の細胞が反応している姿です。

他にぶつかったりしたときに、弾力性をもって、柔軟に受けとめるのも皮膚の大切な働きです。

紫外線

大気や皮膚が、紫外線から守ってくれても限度というものがあります。

真夏の昼に、1時間直接日光を浴びると、
細胞を1つにつき百万個の傷が遺伝子につくと専門家は警告しています。

若い頃は、DNAの傷を治す修復能力が盛んなため、がんにならずに済んでいます。

年齢を重ねるにしたがって、DNAの傷害が蓄積され、
修復能力を落ちてくると、がんが頭をもたげてきます。

皮膚がんの発生に、紫外線が深く係わっていることが報告されています。

紫外線は、皮膚に炎症性症状を起こし、
しみやしわを作り、発がん作用があり、欠点ばかり目につきます。

皮膚にとっての利点が、何もないわけではありません。

[check]皮膚で紫外線がビタミンDを作る。
[check]細胞傷害性や免疫抑制性を、利用して皮膚疾患の治療に応用する。

ビタミンDは、
カルシウムとリンの利用を上手に促して、骨や歯の形成や身体の成長を助けます。

頭皮について

[check]紫外線から、頭皮を守りましょう。
[check]夏にかぎらず、紫外線は大きく影響します。
[check]紫外線は、細胞を弱らせ炎症を起こさせ、
   体質により熱中症的な悪化で薄毛を進行早めます。
[check]ドライヤーの当て過ぎも同じです。

日焼けをもたらす紫外線

細胞分裂の速度を遅くし、コラーゲン繊維に障害を与えて、皮膚の老化を招きます。

頭皮も皮膚の一部。日焼けとは、皮膚のアミノ酸の変性です。

サンオイルを塗るのは、皮膚の深部まで焼かれて細胞にダメージを与えないためです。

本質的にほとんどのオイルは、深い部位の日焼けを防ぎます。

季節によっては、長い時間外にいるときには、帽子を着用してください。

サイズを合わせることです(きつめでなければ大丈夫!)。

通気性のよいメッシュ生地のものUV(紫外線)カット加工された素材もよいでしょう。

日光浴も長い時間はしないように
WHO=世界保健機関(せかいほけんきかん)でも注意しています。

有害な紫外線が多くなり、日光に当たり過ぎは、皮膚がんの原因になるので、注意してください。

皮膚疾患の治療のために用いられる光線は、
紫外線の他に、血行促進を目的として赤外線が用いられます。

色素沈着や、血管腫の治療のためにレーザー光線があります。

病気が治る利点と、傷害を残す危険性とよく考えて治療に望む必要があります。

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