筋腫があっても自然分娩は大丈夫

筋腫があっても自然分娩は大丈夫

多くの場合自然分娩はできる

帝王切開になるかどうは、筋腫の位置や胎児の位置によって決まる。

子宮筋腫があっても妊娠経過には、
ほとんど支障がないのと同じように、あんまり心配することはありません。

大きな頚部筋腫や子宮体部でも筋腫の位置が胎児より
完全に下方にある場合は、帝王切開になる可能性が高まります。

筋腫があることで、胎児が骨盤位(逆子)や横位置などの
位置異常になっている場合も帝王切開になる可能性が高まります。

たとえ筋腫が子宮頚部にあるとしても、その大きさによって経過はことなります。

筋腫は妊娠の経過とともに柔らかくなるものが多いので、頚部の筋腫でもサイズが小さくても
柔らかくなっていれば、赤ちゃんの頭が筋腫を越えて下がってくることができます。

この場合、帝王切開ではなく、自然分娩です。

帝王切開が必要かどうかは、
10ヶ月に入って予定日近くまで赤ちゃんの頭がどの程度下がってくるかで判断します。

微妙なときは最終的に陣発後に決まるので、
帝王切開の準備をした上で時間の経過を見て医師が判断します。

筋腫があることで帝王切開になるケース

筋腫が産道近くにある
筋腫が子宮頚部や子宮体部の下にあると、赤ちゃんが産道を通るのを邪魔することがあります。
自然分娩が難しいと判断されれば、帝王切開になります。

胎児の位置異常
筋腫のせいで、胎児が頭を下に向けた正常胎位をとれないで、骨盤位(逆子)や
横位置になった場合、自然分娩が難しいと医師が判断したときには帝王切開になります。

妊娠前に行なった核手術によって子宮破裂のおそれがある場合
核出術によって切開した子宮壁が薄くなったり、術後にくぼんだ傷になることがるので、
このような場合は、分娩の際に傷が裂けて、子宮破裂を起こすおそれがあるので、帝王切開になります。

分娩が帝王切開なら、ついでに筋腫を取って欲しい

帝王切開で筋腫を取ることはなく、基本的には筋腫は残したままにします。

筋腫を取ることになるのは、簡単に切除できる有茎漿膜下筋腫などに限られます。

妊娠中は子宮は、血流が豊富なため出血量が多くなり、
止血ができないときは最悪子宮全摘となってしまうためです。

残した筋腫は次ぎに妊娠する前に、手術の必要があるかどうかを、改めて判断されます。

子宮全摘術を受けたが貧血が治まらない

貧血の原因は大きく分けて、鉄欠乏性貧血とそれ以外の貧血に分けられます。

筋腫が原因の貧血は、過多月経や不正出血による鉄欠乏性貧血がほとんどです。

もともと過多月経や不正出血がなかった場合、至急全摘しても貧血が改善するとは限りません。

貧血の原因が筋腫でないと思われる場合には、どこに原因があるのかを調べてください。

子宮全摘が原因で更年期は早まらない

卵巣を残し、子宮だけを取った患者さんの卵巣機能について調べた研究では、
卵巣機能は子宮の有る無しに関わらず同じでした。

更年期症状は、のぼせや多汗といった身体的なものから、
不眠、イライラ、うつなどの精神的なものまでさまざま。

手術を受けたことがストレスになって、
一時的に更年期症状と似たような状態になることは考えられます。

好きなことに打ち込んだり、外に出て積極的に活動するのが効果があります。

本当に更年期障害が始ったということなら、
ホルモン補充療法(HRT)を受ける方法もあるので心配入りません。




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