自然免疫での補体の働き

自然免疫での補体の働き

自然免疫での補体の働き

免疫の働きに深く関わるたんぱく質

補体とは、血清中に存在する、免疫の働きに深く関わるたんぱく質のこと。

リンパ球から産生される抗体という物質が、細菌などの抗原を排除する際に、
その働きを補助する役割を持つことから名前が補体と付けられています。

補体は、抗体が登場する獲得免疫の前の段階、
自然免疫の段階ですでにその働きを開始します。

補体は、抗体を補助する他に、それ自身だけで生体防御の一機能として働く物質でもある。

通常、補体は機能を発揮しない不活性の状態で、血液中に存在している。

ところが、細菌などの異物が侵入すると、
菌の表面に存在するある種の物質と反応して活性化し、菌への攻撃を始めます。

菌表面の物質の作用を受けて、複数の血清たんぱく質から構成される補体の成分の
1つが酵素に変わる(酵素とは生体で行なわれる化学反応の触媒となる物質にこと)。

続いて酵素作用を持つようになった補体成分が次ぎの補体に成分に作用し、
生体防御の働きを持つ物質が作られると同じに、別の酵素が作られます。

さらにその酵素が次の補体成分に作用して、と一連の連鎖が起こります。

最終的に、補体から作られた物質の働きによって、異物の細胞がはかいされる仕組みです。

貪食細胞の貧食作用

マクロファージと好中球

貪食細胞とは、細菌などの異物を貪食する(むさぼり食べる)働きを持った細胞。

抗体や補体に協力して異物を排除、体内の掃除屋的存在。

細胞が異物を食べるといってもイメージが、わかないかもしれないが、
細菌などを細胞内に取り込んで、分解する様子を思い浮かべてください。

貪食細胞には、いくつかの種類があります。

好中球とマクロファージが代表で、好中球は白血球の一種で、
数種類ある白血球のうちたくさん白血球に存在しています。

マクロファージは、白血球の一種、単球が脾臓やリンパ節を、始めとする血管外の
さまざまな組織に定着して成熟したもの(単球にはマクロファージと同様の貪食作用がある)。

体内に細菌が侵入したときに好中球やマクロファージはどのように働くのか。

皮膚などの体の表面に被う上皮を通り抜けて細菌が侵入すると、
上皮の下の組織にあるマクロファージがこれに反応して、貪食を始めます。

自分の細胞膜で包み込むようにして細菌と取り込み、
それから酵素などの働きで細胞内に取り込んで細菌を殺菌・分解します。

またそれと同じに、マクロファージは、好中球や単球を
その場に引き寄せる働きを持つ物質(走化性因子)を分泌します。

細菌がここに侵入してきたぞと、緊急事態を知らせる物質を分泌して、
血液中に存在している好中球や単球を細菌の感染箇所に動員します。


満足度100%宣言
ご安心下さい。ありえない365日全額返金保証が付いています!
本当にこのプログラムに興味があるのでしたら今日から365日間試してください。

  アトピーを90日で改善する方法~7つの秘訣~
  アトピーを90日で改善する方法~7つの秘訣~



ページのご案内
生体の体には、外から入る物質(異物)排除するシステム
食物たんぱく質がアレルギーの原因
生物には自分の体を守る仕組みがある
マクロファージは白血球を呼び集める
免疫は病原体の感染によって後天的に獲得感染の繰り返しによって抵抗力が高まる
抗体はIgG,IgM,IgE,IgA,IgD
B細胞から抗体が作られる過程と仕組み
T細胞も抗原を認識し結合する抗原レセプター
ヘルパーT細胞は抗体の産生を促進する物質を作り出します
リンパ球の産生に関わる器官骨髄で血液は作られる
B細胞も自己と反応しないようになっている
リンパ球は抗原を記憶する
アレルギーを引き起こす抗原=アレルゲン
細胞内の顆粒から化学伝達物質を放出する
細胞はサイトカインを使って情報を伝える
補体が活性化するプロセスのひとつ古典経路
気管や気管支の粘膜でアレルギーが起こる
アトピー性皮膚炎アレルギー+T細胞の活性化
食物アレルギーは
腸管には特有に備わった独自の免疫システム
アレルギーマーチ
ダニが増加
ハウス・ダスト(室内塵)とは
熱中症のメカニズム