高血圧

高血圧

日本人の4人に1人は高血圧

高血圧には、痛みの自覚症状はなく、
日常生活に不都合がなく、そのままにしておく人が多いです。

血圧が高い状態が続くと、動脈硬化という血管の老化を促し、脆くなった血管は
破れたり詰まったりしすると、血管年齢が年齢よりも悪化して、死を早めます。

血圧とは

心臓から血液が送り出されるとき、動脈壁に加わる圧力のこと。

血圧は、一定ではありません。

寒い部屋にいるとき、身体のどこかに痛みがあるとき、
尿を我慢しているとき、いつもと違う状況に置かれると、血圧は上昇します。

何かうれしいことがあり気分がよく、
リラックスしている状態でいれば、血圧が下がります。

身体のすべての器官や機能は、自律神経が調整維持しています。

外部から刺激を受け、身体を活動状態に導く交感神経、休止方向に導く副交感神経があります。

交感神経の活性化

昇圧ホルモンの分泌、動脈硬化、体内ナトリウム量の増加などが、
循環血流の量や抹消血管の抵抗、心拍出量が増加して血圧が上昇します。

食塩(塩化ナトリウム)を取り過ぎは心拍出量が増加を招きます。

体内にナトリウムが増えると、血流は成分バランスを保つため、
血流中に水分を取り込むため体内を循環する血流量は増加し、心拍出量が増えます。

女性は閉経後に高血圧になる人が多いです。

血圧を下げるのに、女性ホルモンが係わり、女性ホルモンは血管の収縮を抑えます。

高血圧は、血圧が高いことが恐くない

高い血圧を放置していると、寿命縮めて、命にかかわる発作や症状を引き起こします。

高血圧そのものには、自覚症状はなく、気づいたとしても、
日常生活に支障が出ないため甘く考えている人が多くその間、
血管や心臓への負担は大きく、動脈硬化が進行しています。

年を取ると、動脈効果は必ず起こっています。

動脈硬化とは

血管の老化。動脈が硬く、脆くなり、
血管の内壁が厚くなり、血液の通り道が狭くなった状態です。

正常な動脈の血管細胞は、通常血圧の数倍の圧をかけても、
しなやかに伸縮し簡単には破れることはありません。

動脈硬化は、内膜中に悪玉コレステロールをはじめ、
過剰な脂質がこびりつき、沈着した脂質は酸化し、周囲の正常な細胞を壊します。

血管は傷つき、はれ、弾力性がなくなり、進行すると、血管壁は厚く、
硬くなるため、血液の通り道である内腔は狭くなります。

血流は悪化して、心臓は、高い圧力をかけて、
血液を各臓器に、送り出すため心臓への負担は増加します。

硬く狭い血管に、無理に血液を流すため、
ますます動脈硬化が、進行すると悪循環に陥ります。

脳卒中

動脈硬化でもろくなった脳内の血管が破れ、脳実質内の出血が起こった状態。

脳梗塞

脳に栄養と酸素を送り込んでいる動脈が、
動脈硬化や血栓により詰まり、ある部分に血液が届かず、脳細胞が死ぬ状態。

年をとっても自立した生活を営むには、脳卒中には十分に注意し、
生活習慣を見直し脳の血管の老化を防いでください。

腎不全

腎臓は、全身を巡ってきた血液をろ過し必要な成分を再吸収し、
不要は尿として排泄するフィルターの働き。非常に細い血管の集まり。

この血管に動脈硬化が起こると、血液をろ過する機能が低下し、
尿がうまく排泄できなくなり、腎臓全体がかたくなり、ろ過機能が働かくなります。

生活習慣の改善

食塩の摂取量は、1日7g以下に、肥満している人は、高血圧になりやすい傾向にあります。

血流を身体のすみずみに行き渡らせるため、
心臓が強い圧力で送り出すため、心臓血管病の危険因子となります。

エネルギー摂取量をひかえ体重をコントロールするようにしてください。

適度なアルコールは、血管の拡張を促し、血液の循環をよくします。

しかし、継続的な飲みすぎは血圧を上げます。

  • 1日:日本酒1合前後、ビール大びん1本、ウイスキーシングル1杯。
    脂肪の多い食事を避け、低脂肪食と一緒にカリウムを積極的に摂ることは大切です。

リンゴやバナナに多く含まれるカリウムは、
体内の過剰なナトリウムの排泄を促し高血圧の予防やコントロールに役立ちます。

マグネシウムやカルシウムなどのミネラルも、食事で不足しないようにすることも大切です。

運動でエネルギーを消費することは、肥満の解消や予防だけでなく、
高血圧や糖尿病の予防と改善につながいります。

有酸素運動は血圧を下げます。

一時的な、怒りや緊張によるストレスでは血圧は上昇し、間もなく下がります。

この状態が繰り返され、イライラが解消されずにいると、
血圧の高い状態が続き、高血圧に発展することがあります。

スポーツや趣味でストレスを回避することは大切です。

腎臓の仕組みと働き

腎臓は、腹背部の腹膜外にあり、脊椎をはさんで左右に一対あります。

そら豆状の赤褐色をしています。

腎臓一つは握りこぶし大の大きさで、重さは120~150g程度です。

腎臓の働き

[check]血液の濾過・再吸収。
[check]体内の水分・塩分バランスの調整。
[check]血圧の調整。
[check]造血ホルモンの産生。
[check]ビタミンDの活性化。

  • 糸球体
    毛細血管の集まりで、血液中の老廃物や異物などの不要な物質が濾過され、原尿がつくられます。
    原尿は、尿細管を通るときに必要な成分が再吸収され、不要なものは尿となって膀胱に送られ、
    排泄されます。

検査と検査値

[check]尿の検査
尿タンパク・尿潜血
試験紙による検査。
通常は陰性であっても、起立・運動・発熱などで陽性になる場合もあるので、
初回の場合は再検査を要します。

尿沈渣
尿を遠心分離器にかけて固体成分を顕微鏡で調べます。
顆粒円柱や赤血球円柱が見つかると病変があると推測されます。
尿タンパクと尿糖が出ている場合は糖尿病性腎症が疑われます。

[check]血液の検査
尿素窒素(BUN)8~23mg/d1
筋肉を構成するたんぱく質の老廃物。

濾過機能が十分でないと血液中の濃度が上がる。

クレアチニン 0.7~1.2mg/d1
筋肉を構成するたんぱく質の老廃物。

濾過機能が十分でないと血液中の濃度が上がる。

尿酸 2.0~7.0mg/d1
尿酸の排泄量が少ない場合は腎臓の機能が十分でない。
血液中の尿酸値が増えることを高尿酸血症といいます。
この尿酸血症は腎機能の低下だけでなく、誤った食生活などによっても起こります。

尿酸値だけで腎臓が悪いと判断はできません。

尿酸が血液中で針状の結晶となり、
関節や皮膚に沈して、関節炎や痛風結節を作り激痛を伴うことを、痛風と呼びます。

急性腎不全の経過

無尿~乏尿期
急激な尿量の減少。体重増加。尿のにごり。蛋白尿。むくみ。
クレアチニン、尿素窒素(BUN)が増加し、尿毒症症状が発現する。

利尿期
尿量の増加。体重減少。脱水。尿素窒素(BUN)の低下。

回復期
尿細管の機能回復と共に、原尿の再吸収が促進され尿量が正常になります。

腎臓病の治療

腎臓病の治療は医師に相談してください。

各病状に合った適切な指示を受けることが大切です。

腎臓病食品交換表を活用すると良いいいです。

むくみや高血圧があるときは、食塩の制限蛋白尿が高濃度で、
血液中のたんぱく質が減少しているとき、たんぱく質の増加腎機能が
低下して血液中の窒素化合物が増加しているとき、たんぱく質の制限
尿量が減少して、
無尿・乏尿になったとき、水分の制限重要なことは、エネルギーの確保です。

  • 腎臓病食品交換表
    腎臓病食のため、たんぱく質3gを1単位として、
    治療の目的にそった食事ができるように工夫されたもの。
    一般の書店で購入できます。

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