エイズ(後天性免疫不全症候群) – ポジティブブログ – 育毛剤,薄毛,抜け毛,育毛悩み無料相談

投稿日: カテゴリー: 健康を作るタンパク質

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酵素の働きの阻害がエイズの治療にどのように応用されているのか?
エイズは、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)と呼ばれるウイルスによって
引き起こされる病気です。

RNAを遺伝子として持っているウイルス(RNAウイルス)で、リンパ球の1つT細胞に
感染すると、「逆転写酵素」の作用で二本鎖DNAになり、ヒトゲノムに組み込まれ、
プロウイルスとして潜伏します。

エイズが発症する場合、このプロウイルスがT細胞内に転写・翻訳されます。
タンパク質が長くつながったポリプロティン前駆体ができます。

HNプロテアーゼによって細かく分断されることでタンパク質が出来ます。
このタンパク質が集合することでHIVが作られるのです。

逆転写酵素
RNAを鋳型にしてDNAを合成する逆転写の働きを持った酵素。
HIVなどのレトロウイルスは、この酵素の働きで細胞内で合成・増殖されます。

ウイルスの変異に対応

「インディナビル」というHIVプロテアーゼ阻害剤を人体に応用したところ、
当初は100ナノモルで効いていましたが単独投与1年後には30倍(3000ナノモル)
でも効かなくなりました、ウイルスが変異したためです。

この酵素を形成する99のアミノ酸のうち、変異を起こしたのは4つのアミノ酸だけ、
それだけで阻害剤に対する耐性が生まれました。

現在では、HIVの患者さんにHIVプロテアーゼ阻害剤に加え、ウイルスの複製に
必要な逆転写酵素の阻害剤2種類を複写する「三剤併用療法」が行われ、
5年生存率が95%という成果を上げています。

エイズの死亡率も減少し、エイズが社会問題までなったアメリカですが、
1994年に25~44歳で10万人あたり40人に死者が、1998年には約10人になりました。

タンパク質や酵素に関する知識が病気の治療に役立った1例です!

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