食物アレルギー以外のアレルギー疾患で注意することは、
薬物療法で症状を抑えながら生活改善を図って管理することが基本です。
アレルギー反応を引き起こす原因として、最も重要なのが室内のダニ。
ダニが多い環境は、あらゆるアレルギー疾患の症状を悪化させます。
スギ花粉による鼻炎症状は、外出時にマスク、メガネ、帽子を着用する。
外出から帰って来たら、室内に花粉を入れないなどの対応も必要です。
薬を使ってきちんとコントロール!
ぜんそくは、気管支拡張薬など、起きてしまった発作を止めるための薬だけでなく、
吸入ステロイド薬など、発作を予防するための薬を日常的に使い続けることが必要です。
アレルギー性鼻炎については、抗ヒスタミン薬などを使いながら、
症状が出ないようにしておきましょう。
鼻炎の解消は免疫療法も有効!
免疫療法(減感作療法)はスギ花粉やハウスダストなど、鼻炎症状を引き起こす物質が
含まれたエキスを定期的に注射し、体を慣らしていく治療法です。
近年、舌下での免疫療法も受けられるようになりました。
十分な睡眠をとる
早寝早起きで生活リズムを整えましょう。
睡眠不足は子供の発育を妨げる要因になります。
ストレスを溜めない
心身のストレスは症状を悪化させます。
子供にも「息抜き」の時間が必要です。
風邪の予防
風邪を引くとぜんそく発作が起こりやすくなり、鼻炎症状も悪化しがちです。
外から帰って来たらうがい、手洗いが風邪予防の基本です。
生活リズムの乱れにも中止して下さい。
体力をつける
体を動かす習慣を付けることも、長い目で見れば症状の改善につながります。
ただし、無理は禁物。症状が悪化するほどの運動は避けるようにして下さい。
室内環境を改善するポイント!
こまめな掃除でホコリを溜めない
ホコリ(ハウスダスト)はダニを増やす温床に。
空調機器自体の掃除も必要です。
部屋に物を置きすぎない
物にあふれた部屋は、掃除をしても取りきれないホコリが溜まりやすい。
湿度を上げすぎない
こまめな換気で湿度を下げるとダニが減ります。
冬場は加湿器の使い過ぎも注意です。
ペットの室内飼いは慎重に
抜け毛やフケなどがアレルゲンになったり、ダニを増やす原因になったりします。
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