うっかり日焼け 重症の日焼け
ビーチで寝てしまった、曇っているから大丈夫と思い日焼け止めを塗らないで
山でキャンプをしていた。
思わぬ日焼けをしてしまった。重症の日焼けはサンバーンと呼ばれます。
火傷と同じような状態になります。
これは主にUVB波によるもので、日焼けしてから8~12時間でピークに達し、
数日間続きます。
皮膚は赤く腫れ上がり、ひどくなる時は水疱ができます。
重症の日焼け対策
まずは、ほてりが無くなるまで冷やし、水疱は潰してワセリンをたっぷり
伸ばしたガーゼを貼り付けます。
ステロイド軟膏が手に入るなら、初期(はじめの3日間くらい)はそれを塗る。
痛みやヒリつきが治まってきたら、保湿クリームに切り替えて下さい。
1ヶ月ほどすると、皮がむけ始めます。
皮をむしると色むらのようなシミが残ります。
むしらないで、むけ終わるまで保湿を続けましょう。
広範囲に水疱ができたときは、火傷のときと同じで、病院へ行くこと・・・。
日焼けした後のシミ予防
日焼けしてしまったけれど、シミを残さないためにはどうしますか?
一度焼いてしまったものは、残念ですが元には戻すことは不可能です。
天日干しした干物を、生の魚に戻すことはできません。
紫外線は細胞のDNAに傷を残し、それらは将来のDNAに傷を残し、
将来のシミの原因となります。
やってしまった後にシミを残さないための手入れというものは、
無いに等しいのですが、それ以上日焼け被害を広げないためには・・・
初期は冷やして、ステロイド軟膏を塗りましょう
掻かない、むしらない
水疱ができたら、ガーゼで覆って刺激から守る
その上からさらに日に当てない、皮がむけ終わるまで、
衣類などで覆って露出しないようにする
質のよい睡眠をしっかり取ることで、皮膚の回復を早めます
ビタミンCの内服、美白効果は期待薄ですが、皮膚再生の際に
ビタミンCが消費されるため多めに補う
美白のケアをしたい場合には、初期の炎症が治まってから、
早くても3日目くらいから開始しましょう。
ビタミンC誘導体配合の化粧品などが、刺激を少ないのでオススメします。
光線過敏性皮膚炎
日光に対して湿疹を起こす日光アレルギー
日に当たった部分が赤く腫れる、水泡ができる、蕁麻疹ができるといった
症状はさまざまです。
紫外線だけではありません。可視光線で発症する場合もあります。
薬剤性
薬を飲んだ後にわずかな日に当たると、赤く腫れるような日焼けを起こす。
ある種の消炎鎮痛剤(NSAID)、抗ヒスタミン剤、抗生物質、
降圧剤などのほか、ビタミンB6・B12によるもの。
香水なども起こしやすいです。
薬剤情報副作用欄に、光線過敏と記載あるのは、その原因となる可能性があります。
同じ薬剤を摂取しても、光線過敏性皮膚炎を起こすか起こさないかは体質によります。
日光蕁麻疹
日に当たった部分に、数分後に蕁麻疹ができてします。
可視光線が原因になることが多いです。
日光を極力避けて、蕁麻疹と同様の内服治療をする。
多形日光疹
首や手、日に当たった部分にかゆみをともなう湿疹が出るもので、
10~20代の女性に多く見られます。
日光によるものと気づかないことが多いため、夏に悪化して、冬に少し軽く
なることを繰り返しながら、慢性化していくことが増え続ける原因です。
やり過ぎない日焼け対策
日焼けから守るため夏はスポーツを避ける、昼間は外出を避ける。
しかし、紫外線から身体を防ぐ方法はいろいろあります。
しっかり日焼け対策をとるようにすることを考えましょう。
そして、肌がすべてではありません。
スポーツのように体を動かすことは、若さと健康を保つためには有効。
日焼けのデメリットなどはね返しましょう。
日焼けを恐れて、外出を控えて得られる美白を守り続けますか?
きれいになることは、暮らしに潤いと楽しみを与えます。
美容を暮らしの目的にしていては、もったいない。
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